khalkha river 1939
太平洋戦争前夜、1939年満州国境にてモンゴル・ソビエト連合軍と日本軍が国境線認識のずれにより、小競り合いから大規模な戦車戦闘へ発展。当時の戦車の性能が反映されたカード記載の攻撃力・機動力・防御力を考慮して、両軍の戦車部隊がハルハ河を挟み激突する。
Story
本ゲームは太平洋戦争前夜、1939年満州国とモンゴル国境地帯で発生した国境紛争を題材に日本軍戦車部隊とモンゴルの同盟国ソビエト連邦の機甲部隊の激闘を描いています。
ハルハ河を国境と主張する日本に対し、ソビエト(モンゴル)の主張は東に20km程入り込んだ地域とし、小競り合いから戦闘に発展。日本軍の4倍の兵力を投入したソビエト軍であったが、両軍の4ヶ月間の戦闘損害は・・・
日本軍:戦車約29両・兵士(戦死/戦傷/行方不明)約17,364名
ソビエト軍:戦車装甲車約400両・兵士(戦死/戦傷)約25,655名
日本軍は最新鋭の九七式中戦車(チハ)を数両送り込み、ソビエト軍も新鋭BT-7快速戦車を投入した。
情報戦により日本軍との戦闘を早期に終わらせる為、ソビエト連邦全土よりハルハ河戦争へ兵員、戦車、装甲車を多数投入し、航空戦力では、エースパイロットを集めて戦った。
本ゲームでは、もし両軍が同数で戦った場合どうなったか?を考察しながら進めて頂ければ幸いです。
Card
WW2当時の実際の戦車性能が反映されたスペックカードの数値とダイスの判定により、攻撃が弾き返されたか、被弾したか判定します。カード記載の戦車の行動力・攻撃力・防御回避力により戦車を動かします。
戦車の行動力(MOBILITY)を使用して、戦況を変えるイベントカードを引く事も出来ます。
Customization
戦場で破壊された戦車の装甲板を剥がして自軍の戦車に増加装甲板として現場でボルトなどで固定して改造していたとの記録があり、本ゲームでも3種類の改造が可能なカードをご用意しています。
Option
両国の同時期に開発された、日本軍九五式重戦車(ロ)とソビエト軍T-35重戦車のコマも本ゲームに使用可能。(史実では、両軍重戦車は本戦闘には参加していません)本ゲームには含まれないので、オプションとして別売です。
重戦車について
1925年イギリスにて、インディペンデント多砲塔重戦車が開発され、各国共、複数の砲塔を搭載し、防御力も強化した重戦車の研究が始まり、ソビエト軍では、5つの砲塔を持つT-35重戦車が開発された。
日本軍でも多砲塔重戦車として、九五式重戦車が4両生産されたが…
重量が重すぎて輸送が困難で、エンジンの負担軽減の為、装甲の厚さもこれ以上厚く出来ず、その後戦果を示せなかった。
Rule
『ハルハ河1939』ゲームルール説明の動画です。
ゲーム進行時に分からない事があれば、動画を飛ばしながら、必要な箇所を観てください。
下の画像を拡大またはPDF版をダウンロードしてルールブックをお読みください。