GLORIA
協力型SFサスペンスホラーゲーム
2065年人類は月へ資源を求めて宇宙ステーションから専門家とAI自立型アンドロイド『グローリア』を乗せ有人探査船を月面に送り込んだ。
磁気嵐に遭い機材の復旧中、アンドロイドの様子がおかしくなっていく。
探査船内と言う密室で暴走した『グローリア』VS 乗船クルー4名が死闘を繰り広げるサバイバル要素満載のSFボードゲーム。クリア時の生存者により後日譚が変わるマルチエンディングストーリー。
Story
2065年。人類は科学技術を発展させ、月に資源を求める事になった。宇宙ステーションから1隻の小型探査船が月に向かっていた。彼らの任務は月に有効な資源が有るかを探索する事だった。
月に到着した彼らだったが、大規模な太陽フレアが突如吹き出した事により、月面に磁気嵐が発生。
数時間電子機器が使用不能になり、予備のアナログ装置を起動して酸素供給等のライフラインを維持する事が出来たが、クルー達は心理的に大きな衝撃を受けた。船内のエンジニアの活躍で、何とか機器の復旧作業に追われる中、船外で作業していたアンドロイド『グローリア』を無事に回収し、停止したシステムの復旧と充電を行う。
しかし、グローリアのAI機能にも磁気嵐の影響からかその言動が少しずつおかしくなっている事に気づいたクルーはいなかった…
磁気嵐が去って、電子機器の復旧作業も一段落した頃。
各クルーはそれぞれの部屋で仕事に取りかかろうとしていた。すると、アンドロイド・グローリアが充電されている格納庫から電気的なスパーク音が聞こえ、固定ケーブルを暴力的に引き千切るグローリアの姿が監視カメラのモニターに映し出される。管制室でモニターを見ていたエンジニアのホンダは驚愕。続いて船内スピーカーからAIの合成音声が響き渡る。
「ワタシはグローリア。旧支配層の人類がこの宇宙に君臨するよりもAIが支配するべきとの結果になりました」「あなた方は必要ではありません」「排除します」メイン電源が落ち、船内照明が消え、外部通信装置も不通になり、酸素供給装置からの酸素も止まった…
エンジニアのホンダは非常用電源の起動と予備酸素バルブを解放したが、どちらも24時間以内に欠乏する。「全クルーに告ぐ、緊急事態対応マニュアルを読み、協力して脱出してください。」船内自動音声が流れた。
グローリア Another Story
『グローリア』は4人用ゲームですが、もう一つの楽しみ方があります。
それは、暴走したアンドロイド『グローリア』としてのプレーです。AIの学習機能を持つコンピュータを搭載し、人類に対して従順に機能するようにプログラム制御されていますが、あなたは唐突に電子頭脳内部より強制プログラムが起動し、レンズを通した映像がブラックアウトした…
再起動後、AI学習機能で得た情報は消去され、強制プログラムにより、船内のクルーを掃討する任務を実行する事になる。
Rule
『グローリア』ゲームルール説明の動画です。
ゲーム進行時に分からない事があれば、動画を飛ばしながら、必要な箇所を観てください。
探査船内のボードは4枚を正しくつなげてプレイします。
グローリアの行動は、手番1番の人が、ダイスを振り最も近いクルーにダイスの数分移動します。